みーはー食堂
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「やっぱり猫が好き」好きならば.....見るでしょう、ええ、見ておくでしょう。
やっと地元で公開中 ruokala lokki 「かもめ食堂」を見ました。
これ、パンフレットです。ゲボ、かわいい....。
映画を見た後の盛り上がりに流されうっかり購入。
なんてことないゆる〜いストーリーです。
役者の個性で見る映画かな。
でも、じわっとする。
私は好きなジャンルの映画です。
まず.....冒頭の小林聡美のナレーション
「太った動物がおいしそうにゴハンを食べる姿を見るのが好きなのだ。」
のくだりで張り子の虎のようにコクンコクンしてしまったよ....。
番長ゴメン。
映像は、クリアーで明るくて、きちんと陰影もあって、距離感がいい。
そして、なにより、美味しそうなのよ!たべものが!
ぎゅう〜、くるるるる....きゅるるる〜くるくるくる.....
近隣におすわりの皆様のクスクス笑いが漏れるほど
元気なハトをお腹に飼っていたのは私です。
すみません。
普段、TVで文句なく「美味しそう!!」と思えるのは、たいてい湯気が出てたり、お肉をまさに焼いてて煙がのぼってるとかいう調理進行形の映像の時なのですが、この映画、調理進行中でもそんなにリアルな感じがしないというか、湯気とかあんまり映ってないのに、すんごく美味しそう....ごくごく普通のにくじゃがとか、トンカツとか、からあげが。
不思議だわ...なんなの?この美味しそう感!?すごいわ〜!
あとは、インテリア、ファブリック、テキスタイル、キッチングッズが.....
ぎゃー!アンティ・ヌルメスニエミのポット、そんなにそろえちゃってえええ!
あ〜ぅ!イッタラのティモ・サルパネヴァ(鍋)!ほしいぃ!とか.....
刺激される、ミーハーな私の物欲。
デザイングッズ大好きな人には北欧小道具達も、ぶりぶり主張する映画です。
ちょっとできすぎ感があって生活感はうすいですが。
あとは、器、もちろんギロギロ見ました。清々しい呉須絵の器がよかった。
お店では、日本食は白いシンプルな洋皿に。シナモンロールを日本的な粉引の大きな鉢に入れたりとかしてましたね。まあ、オサレです。ほんとに。
で、この映画を見たらお約束ですね。考える事はみな同じ。ぷぷっ。→
晩ご飯は一緒に映画を見に行った友達もまきこんで、当然オニギリです。
こんなものもみつけました。
かもめ食堂占い
私は、コーヒーでした。
あしたから、ゆうらぼ食堂の小林聡美になる....アタシ!(決意表明)
まずは、見応えのある「いらっしゃい」を練習するわ~!