ノエル展作品紹介
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さて、ちょっと紹介しましょう。
今回ノエル展初登場のfumiの作品は細部にこだわった図案モノが沢山。なかでも陶版は大学時代は絵画専攻生だった彼女の資質がのぞいています。
初日に私が気に入っておった、一番大きいサイズでもっとも怪しげな図案の「菌類の世界」が売れてしまいましたが、冬らしい感じのがまだたくさんあります。
色合いが控えめなのがオツです。
今回も林さんは上品なかわいらしさです。やっぱりモノには作る人の人柄がでる。育ちのよい子達だなあ....とつくづく思います。みて〜、このフンワリとしたブルーの結晶模様。
結晶を美しいと思わない人はいないと思う。つーか、結晶がキライなんて言う人いないよね!?ね!?オシボリで顔ふいちゃうオッサンだって、爪楊枝でシーシーしちゃうオッサンだって、キレイだと感じるはずよ!
ジワーンと滲んだように色がつくこのブルーは塩化コバルトという顔料を使うのですが、わりとドギツイ感じのブルーになりがちでなので思い通りの色と滲み具合はなかなか出せないのよ〜。ムツカしいのよ〜!!うう、ステキ。これ、欲しいんだけど、お客さんが先よね....と、ぐぐっとこらえてはいるのですが、とついつい「残ってくれ〜」と念を送ってしまいます。なのに今日も目の前でお嫁に行ってしまいました。でも、この子が素敵なところにお嫁にいくならガマンするわ...あたし。
二日目にして、完売品が出てしまいました.....。
それは、コレです。
DMの真ん中で燦然とオーラを放っていた尾崎さんのクロスオーナメント。
先月は表参道ヒルズ(!)で2人展も果たし、来月は個展もあるという超売れっ子の尾崎さん、人気最高潮時のキャンディーズ並の睡眠時間で頑張っても一人で作れる数には限界があるため、ちょっと少なめの出展ではあったのですが、秒速でした....。
しかし、どんなに忙しくとも「普通の女の子にもどります」とかは言わないじゃろうなあのオトコマエな女塾塾長は....。
それから、今年も人気不動、カリスマフローリスト・じゅんちゃんのリース達。
じゅんちゃんもかわいいが、リースもかわいい。アシスタントのマイマイもかわいい。(おっさん目線)
ワタクシ、wakaは今回は陶以外の異素材を使いました。
器基本の私です。器に比べ、飾りものというのはすこし実験しながら楽しめるものでもあります。
窯だしをしてから必死で真鍮を切ったり銅線をたたいたりしました。普段は窯だしをしたらあとは磨いて値段シールを貼って、搬入の準備をゆっくりおちついてするんですが、今回は搬入の日の朝もまだロウ付けしてました。fumiがほとんど搬入のための雑用を引き受けてくれたから出来たんだけど.....しかし、カラダの疲労とはうらはらに金工作業自体はすごく楽しかった!!そういう思いは伝わるのか、私が作ったものの中でこの2日間でもっともお嫁に行ったのはこのフルーツシリーズと、前回ブログの芽がでた種。どんなカタチの種も芽を出し双葉がのびる縁起物ということで。子供がいる人へのプレゼントとかにどうかな〜と。でも、ひとつ、芽を出すための穴をあけるのを忘れてた種が.....!!ぎゃ〜!