新作、キラキラヘキサゴン!
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本当は、「黒銅釉六角皿」です。
縁のブロンズ釉が綺麗にでて、収まりよく重なる器になりました。
来週からのやぶきさんでの個展で出します。
ひな祭りのシーズンですが、こういう形のお皿は雛菓子にも合いそうです。
取り皿にも便利サイズで、白いのも作りました。まずはひと窯目、大きなトラブルもなく、一息。
えっほ!えっほ!あと、ひと窯〜!!
焼き物についている名前って、たいてい物を判別するために付いていて、原料や、技法、形、見た目がそのまま名前になっているものが多いのだけど、聞き慣れないと難しいですね。字も難読なものが多いし、昔からの呼び名があったりします。
蓋物を「合子」といったり、箱ではなくて、「匣」「筥」という字を使ったりします。
陶芸をちょっとかじれば「呉須」で絵付けしてる「染付」とか、すぐにわかるけど、馴染みがなければ、「なにそれ?」です。
うちでも、一応ソレらしい名をつけたりします。「耳蓋陶筥」は、みみがついた、陶器の箱ですが、用途がちょっと保存できる器なので「タッパー」と呼んでます。ま、タイトルなんて、難しく考えなくていいんです。
みなさんの食卓で日々使ってもらえて、しっかり馴染んでたら、それが一番嬉しいことです。
千田稚子陶展
2013年 2月 28日(木) 〜 3月12日(火)
水曜日休廊
ギャラリー やぶき
岡山市 中区 浜 2丁目2-38
086-273-7576
岡山駅または天満屋より 岡電バス /藤原団地行き
蓬莱橋夢二美術館前下車 徒歩1分