ご飯土鍋のススメ
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初日、もっとバタバタかとおもいきや、ご来客の時間帯があまり重なる事無くゆっくりごらんいただけました。大勢の方からつぎつぎと差し入れをいただいて、優しいお言葉をかけていただいて、さらにお買い物をしていただいて.....もう初日からウルっときてばかりです。
倉敷という町は、生活に手仕事の道具を取り入れて暮らす方が多いところです。
ふらりと入ってこられた、おじさんが「若い人のつくる器もいいね。かろやかさがある。」と言いながらさらっと器を買ってくださったりします。
そういう出会いにも感謝しながら、店頭に立っております。
あたくしの土鍋愛が実を結び、今日も朝からポロポロ土鍋が嫁いで行きました。
料理上手な方達が使ってくださる事を思うとヨロコビで身がよじれそうです。
これから器のことをどんどん掲載しようと思うのですが、ご飯がおいしい秋のうつわ展ですから、クドいようですがやはり土鍋からおすすめしたい!
こちらは3合炊き。
うちの土鍋は実は2代目でして、幾分ぶ厚かった初代の物の方がちょっと火を止めるのがおそかったか....という時にも焦げ付きが少なかったので、今回は粘土をたっぷり使って底を分厚くどっしり作っています。
そしてこちらは4合炊き。5合はきついかな.....4.5合くらいは炊けそうな感じです。
たくさんのお米でも対流してむらなくホックリ炊けるように底がまあるくなっています。
大人数ならこっち。ですが、お忙しい共働きご夫婦なんかも、これで一度に沢山炊いて冷凍しておくのもイイでしょう。んもぅ、温め直したご飯ですら、保温釜で置いておいたものより格段に美味しいから。
そして、どのご飯土鍋も内蓋がついています。この内蓋が圧をかける役目をはたすのです。
我が家もほぼ毎日ご飯土鍋が活躍です。今日も松本家具研究所の松本さんご夫妻から、頂戴した栗で今年初の栗ごはん。
今年は、黒米をまぜてみたらこれが大成功でした。もちろんおかわり!
デ..デンジャラス....!!
しかし、土鍋で炊くと栗のホクホク感もごはんのもっちり感も一段アップ。
.....えぇぇい、もう、これでさらに力士化が進んだとしても悔いはないのじゃ〜!!と思えるほど愛しております、ごはん土鍋。