血と引き替えに.....
|
ブラックベリーは春になると根元からシュートという新芽がぎゅーーーーんと雨後のタケノコぐらいの勢いで伸びるのです。あまりに邪魔で切ってしまいたくなるのですが、その芽を支柱にそわせて大事にしておきます。そしたらその新芽が翌年の春に花を咲かせて夏に実ができるのだそうです。
去年、ようやくジャム3瓶分くらいの収穫ができてホクホクしたのですが、今年は、じゃんじゃん採れるのです。うっかり1日、収穫を忘れるとすぐ黒く完熟しポトリと落ちるくらいに。
ブラックベリーがあると言うと、オシャレですね〜!と言われるのですが、我が家はけっこうな和洋折衷の昭和的庭で、ブラックベリーの両脇は南天と、牡丹。しかもその周辺には野良シソが生い茂っていて、そこはカマキリパラダイスと化している。
そのうえ、忙しくて春から全然庭の手入れをしていないので、樹木すべてが伸び放題で雑草無法地帯。毎朝、そのジャングルに生息するバンパイアの群れの中に決死の覚悟で飛び込んで、収穫しておるのです。長袖、虫除けでどんなに防御しても1回で2カ所は確実に刺されるんだよ。
命がけ(ウソ)で収穫したブラックベリー。
ジャムにもモチロン仕立てますが、あまりに豊作なので、
飲めないくせにブラックベリー酒を仕込んでみました。
そしたら、真っ黒に熟れた実から2日めでもうこんなに色が出て、2層の液体に。
このまま飾っときたいほど綺麗。