蒸篭の中身
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ゴワーンと積み上げられた蒸篭を見たら、おもわず駆け寄って「そ、そ、そ、その蒸篭の中身はなんですか?」と聞かずにはいられない。
蒸篭はかなりのワクワクアイテムです。
海老蒸し餃子、黒豚ちまき、フカヒレ小龍包、帆立焼売.....どれもこれも名前を聞くだけで、セクスィー部長の匂いにヤられたOLみたいになりそうアルヨ。
しかし、です。
確実に美味しい点心を高級中華飯店でたらふく足るだけ食べるのには財力が必要なのでした。若い頃は特に胃袋がブラックホールで、アレもっと食べたかったな.....と思いながら店を後にするから余計に想いがつのるわけです。
もう、脳の中が点心でイッパイ。
結局、自分で作れば、胃の中を点心でイッパイにできるじゃん!!という食欲の権化の結晶が、このマイ蒸篭なのであります。
もう、10年使ってるのだ。
さて、中身はこれです。
私が特に好きなのがこの珍珠丸。肉団子のもち米蒸。
遠い遠いはるか遠い新婚時代、はじめて作った時は感動されましたな。(薄目)
けど、これ、ものすごく簡単なのです。
包丁も使わずに、糯米とひき肉(豚か鶏か好きな方)と最低限の調味料だけでできるのであります。
新年早々、更新をサボり続けた償いにレシピも載せときます。
さ、蒸篭を持ってない人は、買いに走ってくださいよ。
●もち米を半カップ、洗って一晩水に浸けておく。
うちは朝つけて出かけてって、夜ごはんで食べる。
●もち米を平ざるにあげ、30分ほど放置。
●もち米に、塩と砂糖をふたつまみつづまぶす。
●ひき肉250グラムに酒大さじ1、砂糖大さじ1/2、塩小さじ1/2、水大さじ1/2〜2を加減して適当に混ぜる。
(だいたい、味はいつも適当なのです。目安ってことで...。)
お肉は、ゆるゆるでオッケー。蒸すと固くしまるので、水を入れるのだ。
●ざるに広げたもち米の上にお肉をひと匙すくってころがして、もち米をまぶす。
●クッキングペーパーを敷いた蒸篭に並べ、20分程蒸してできあがり。
レンコンとか銀杏とか乗せるとちょっと豪華になりますじょー。
まぶしたもち米がすこし残ってしまうのですが、それはフツーに白米といっしょに炊いちゃえばいいのであります。
1キロのもち米で、ほかにも中華ちまきとかできるし、炊き込みご飯ももち米を少し入れると美味しいので少人数家族でも以外と使い道あります。